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脱臭装置・排気処理装置の豊富な実績。最適な装置をご提案します!

平成16年の大気汚染防止法の改正後、国内では揮発性有機化合物(VOC) 排出規制がすすみ、脱臭装置・排ガス処理装置が数多く導入されました。

島川製作所では、小型蓄熱式、プレート熱交換式のパッケージ型(電気ヒーター加熱)脱臭装置 から大量のガス処理に対応できる 大風量の脱臭装置まで多くの実績があり、その納入実績はすでに100台を超えています。お客様のご要望に応じてカスタマイズさせていただいております。
また小型化とランニングコストにおいて優位な触媒を用いた脱臭装置、排ガス処理装置に特化し、 他社にない独自の処理フローを確立するなど触媒燃焼式処理の技術と経験を豊富に有しております。

高濃度アンモニア処理用脱臭装置
パッケージ型触媒燃焼式脱臭装置
高濃度アンモニア処理用脱臭装置
Kフィルター溶剤回収装置
蓄熱燃焼式脱臭装置(RTO)
蓄熱型触媒燃焼式脱臭装置
大型濃縮型触媒脱臭装置の納入事例
直接燃焼式脱臭装置(DTO)

触媒燃焼方式の採用で小型化、低ランニングコストを実現。

脱臭の方式には、1)燃焼法、2)吸着法、3)洗浄法、4)生物脱臭法、5)プラズマ脱臭法など、さまざまな方法があります。
その中で、運転が容易でかつ安定的に脱臭性能を発揮できるのが燃焼法といわれる方法です。
一般的な燃焼法は「直接燃焼方式」といわれ、処理ガスを700℃~800℃の高温に加熱しかつ一定時間の滞留(0.1秒~1秒
以上)を保持することで酸化分解反応を起こし処理ガスを分解、脱臭します。
これに対し、島川製作所が特化している「触媒燃焼方式」の脱臭装置は貴金属触媒を使用することで直接燃焼方式の半分以下の加熱(250℃~300℃)で触媒に0.06秒~0.09秒程度接触させるだけで直接燃焼方式と同じ効果を得ることができます。このため「触媒燃
焼方式」は脱臭装置の小型化、ランニングコストの低減(直接燃焼方式の半分以下)を図ることができます。
ただし、貴金属触媒は高価であるため、脱臭装置の製造コストは「直接燃焼方式」の装置に比べると高くなってしまうところが欠
点として挙げられます。

独自開発の処理フローでNOxの発生を抑制

島川製作所の脱臭装置は廃熱回収方式として 1)熱交換器使用タイプ、2)セラミック蓄熱体使用タイプの2つがあり、対象ガスに
よって触媒種類(触媒搭載量、担持貴金属及び触媒種類、セル数、燃焼濃度等)を検討し、最適な条件を提供し、安定した
自動運転が可能です。
また、触媒燃焼方式でアンモニアを酸化分解するとすべて窒素酸化物(NOx)に酸化されてしまいますが、島川製作所の脱臭装置は
独自開発した処理フロー、温度制御、触媒などのノウハウによりアンモニアを窒素に分解しNOxの発生を抑制すること
に成功しました。

その他の特長

外部接点信号による起動停止や、温度異常、制御回路等の異常の常時監視と装置の自動冷却停止などの安全装置を組
み込むなど、お客様に安心してご使用いただけるよう、さまざまな仕組みを採り入れております(圧力監視等は大型機のみ、
小型機はオプション)。

大型及び小型テスト機以降モデルでは、ユーザーインターフェースにはタッチパネルを採用し、操作性が格段に向上してい
ます。また、運転データの自動保存が可能であり、Ethernet規格の通信にも対応していますから、社内LANによりデータの
伝送が可能です(オプション)。

VOC・排気処理装置カタログ