
目的や困りごとを伺い、社内で検討を重ねて、解決への糸口を提案します。
- 技術営業部(キルンの場合は、専任の社員が担当し専門性を発揮)
- 開発製造部
島川製作所のものづくりは、あらかじめ決まった正解がないところから始まります。
だからこそ、仕組みや設備以上に、そこに集まる人の知恵や経験を大切にしています。

目的や困りごとを伺い、社内で検討を重ねて、解決への糸口を提案します。

熱や気体といった目に見えない要素を扱うため、必要に応じてテストを行い、実機化の条件を固めます。

自社工場で板金から組み立てまで進めます。現場での気づきを即座に反映し、精度を高めていきます。

機械のポテンシャルを最大限に引き出すため、経験豊富な技術担当者が電気設計から制御プログラムの構築までを社内で行います。

設計者と現場が一体となり、納得のいく性能が出るまで微調整を繰り返します。

現場での立ち上げを経て、運用が定着するまでサポートします。


最初にお会いしてお話を伺うのは、営業でありながら技術の中核も担うメンバーです。要望を整理するだけでなく、その場で「化学的な視点から実現可能か」を判断。自ら図面を引き、部品を選び、最後は装置を動かして確かめるところまで、一貫して寄り添います。
チーム内には、電気設計や制御に精通した熟練の技術担当者も在籍。試運転時には技術者自らが現場で制御に関わる部品の動作や各種センサーの反応を1つひとつ確認し、最後まで責任を持って仕上げます。

指示された通りに作るのではなく、自分たちの手で新しい価値を生み出す姿勢です。
70年以上にわたり積み上げてきた設計の歴史に、個々の失敗から得た「自分だけのノウハウ」を掛け合わせ、他社にはない解決策を導き出します。
ときには、他社で手頃に実現できそうな案件であれば、正直にそちらを勧めることもあります。
目先の受注よりも、技術者として嘘のない選択肢を示すことが、お客様との本当の信頼に繋がると考えているからです。


鉄板やステンレス板といった材料の状態から、装置をひと通り組み上げるまで、電気系統以外のほぼすべての工程を担当しています。
図面をただ追うのではなく、製造設計や板取りといった「いかに作るか」という段階から、自らの手で進めていく職人集団です。

製作の全工程を自分たちだけで完結させる「自立したプロ集団」であることに誇りを持っています。
たとえば、テスト機を大型の実機へと展開する際、作り方の細部まで設計者に委ねるのではなく、現場の経験とチームワークで最適な製作方法を導き出します。
開発チームが生み出す新しいアイデアや、お客様の難しい要望を、迅速に、そして確実に「動く装置」として完成させる力が強みです。


島川製作所では、あらかじめ決められた検査員がいるわけではありません。
最初のヒアリングから関わり続けてきた担当者が、自ら性能を確認し、現場での立ち上げまでを見届けます。

「自分の仕事」として、最後まで責任を持つことです。
たとえ製作の途中で大きな修正が必要になったとしても、自社一貫体制の強みを活かし、発明に近い工夫を凝らして乗り切る。
最初から最後まで同じ担当者が自分の目と手で確かめることが、なによりの品質保証になると考えています。
乾燥や熱処理において、お客様が扱う原料は、水分を含んだものから、溶剤を含むものまで、多種多様です。
それらをどのように乾かし、どのように処理すべきか。
その最適なアプローチは、ワークの数だけ存在します。
揮発性有機化合物などを含む原料を安全に扱うために防爆に配慮した設計をしたり、材料の酸化を防ぐために真空や不活性ガス中での乾燥をご提案したり、これらすべての機能は、原料が持つ化学的な性質から逆算して導き出されるものです。
また、工場排気処理においても、お客様の工場やその工場のラインの数だけ、排気流量やガス成分やその組成比がことなるため、ご提案する装置や仕組みも個別設計となります。
私たちは、化学的な根拠に基づいた筋道の通った解決策を、一貫して提案し続けています。
島川製作所では、研究開発向けの小さな装置から、大量生産を担う大型装置まで幅広く手がけますが、どの装置においても「理論が現場で正しく機能すること」を何より大切にしています。
私自身、自社商品の開発やお客様との協働開発に大きく携わってきました。
最先端の現場で求められるシビアな品質や安全性を肌で知っているからこそ、お客様の構想を単なる机上の空論にせず、実用的な装置として完成させたい。
その一念で、日々、人材育成と開発体制の整備を進めています。
PROFILE
松岡 茂
常務取締役