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SOLUTION CASE

薄膜フィルム統合検査装置

こちらの「薄膜フィルム統合検査装置」は、薄膜に関する様々な性能検査をワンストップで連続検査できる自動化統合検査装置です。

電池(バッテリー)におけるセパレーターは、正極と負極の物理的な接触(ショート)を防ぐための絶縁膜で、電気を通さない樹脂製の多孔質膜でできており、安全性を保ちながら、エネルギー伝達に必要なイオンだけをスムーズに行き来させる重要な役割を持ちます。

お客さまより、このセパレーターに使用される薄膜の性能検査について、ご相談をお受けしました。
薄膜に、ピンホールやクラックなどの膜欠陥、表面形状にうねりや不均一がある場合、電池の不良品に繋がり、発火など安全性が損なわれる危険があります。
薄膜の検査の為には、薄膜フィルムの厚み、通気度、表面、断面、幅、サグなど、多岐にわたる検査項目を、それぞれの専門装置で、都度、工程をストップして少量をピックアップし、検査行う必要があったため、非常に大掛かりで非効率な操作が必要でした。

「薄膜フィルム統合検査装置」では、検査対象製品は台車の状態で搬入され、自動的にコンベアへローディングされます。ローディングされた台車から製品は1枚ずつ自動で検査セクションへ投入され、その後、各種検査、マーキング、ラベル貼付などの工程が順次自動で実行されます。検査完了後の製品は台車へアンローディングされ、次工程へ搬送されます。

製品(フィルム)の種類や物性、検査項目構成、要求精度などについて事前に協議のうえ、ユーザーの要望に応じたカスタム設計・製作が可能です。また、単一または複数の製品グレードに対応した装置構成や、他材料の性能検査にも対応し始めています。